40日

 前回の記事が40日前だそうで、前回はまだアクセス元が「Twitter」表記だったのに、今日見たら「X(Twitter)」表記になってました。Xは出会い系アプリになるらしい話も聞いています。

 筆名でのアカウントを持っていないのは、数字で可視化されて勝手に焦ってしまうからと他人を言い負かす目的の人もいるからなどなどですが、自分はやらないくせに他人の拡散力にただ乗りすることへの違和感もあってもどかしいです。

 

 さて、『第三回かぐやSFコンテスト最終候補作品集』の献本いただきました! また注文した『私の小説の書き方』が届いたのはずっと前だったんですが、せっかくなので一緒に並べました。

動物のイラストが描かれた表紙が私の小説の書き方。走るポーズのポリゴンめいた表紙が第三回かぐやSFコンテス最終候補作品集

二冊並んだ書影。左が私の小説の書き方。右が第三回かぐやSFコンテス最終候補作品集。

 全文公開されてから時間も経っていますので、第三回かぐやSFコンテストに投稿した拙作「歴史的な日」について話しますと、「未来のスポーツ」というテーマで最初はオリジナルスポーツを書いたんですが文字数制限の壁があり、説明描写を減らすために異常気象の未来が舞台。

 ほかの投稿者と題材がかぶりにくいよう、スポーツする人ではなく、スポーツ周辺の人を主人公にすえると決めて、屋外で走る習慣のない社会での靴メーカーの営業を思いついてうまくいかず、万博の工事業者がいないニュースを観て「請負業者って誰のことだっけ?」と調べてみて、あの書き出しになりました。

 読者投票もあるのでキャッチーなタイトルをつけたい、注目されたい気持ちもあったんですが、いやでもキャッチーな内容でキャッチーなタイトルの人は絶対ほかにいるだろうと思ったのでこのタイトルにしました。

 ネットだと横書きで、作品集は縦書き。何より『第三回かぐやSFコンテスト最終候補作品集』は表紙がめちゃくちゃかっこいいので紙が好きな人にはとくにおすすめな一冊です。

 

 『私の小説の書き方』は作業環境について書いている人、書いてきた作品について語っている人、私の小説の書き方というアプローチの創作をしている人、バラエティ豊かでたのしかったです。生みの苦しみを読むと、そりゃそうだよなと思えて勇気が出ます。

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